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日中学院は、日本と中国の国交回復がまだ実現されていなかった時期、1951年に故倉石武四郎先生によって倉石中国語講習会として創設されました。倉石中国語講習会は、日中友好と、新しい中国語教育の普及を学校の二つの柱としました。創設以来、日中学院は、中国語を学ぶ学習者の熱意と、それに応えようとする教職員の努力によって支えられ成長してきました。現在では、日中学院は、日中友好会館附設の専修学校となっています。
1986年には、故藤堂明保先生をはじめとする教職員の抱いた、日本人と中国人が共に学ぶ場を作りたいという理想を実現すべく、日本語科を併設し、中国からの留学生の受け入れを始めました。これによって、中国語を学ぶ学生は、日本語を学ぶ中国人留学生と互いに学びあい、教えあう交流の場を身近に持てるようになりました。
日中学院における中国語教育は、日本人講師と中国人講師の緊密な連携を基盤に行われています。入門・基礎課程では、独自の教科書を使用しています。この教科書は基礎講座を担当する講師の手で、日本人学習者に適した一貫性のある教材をめざして編集し出版されたものです。応用・研究課程には、各レベルに対応した、さまざまな内容の講座が設置されています。そのほか中国の文化に目を向けた書道講座があり、時には太極拳や中国料理の実習講座も開かれています。また、日中学院の図書室は、受講者の中国語や中国への興味や関心に応えるため、2万冊を超える中国に関するさまざまな分野の書籍、ビデオ、DVDを備えています。
中国語を学びたいと考える方が、日中学院の中国語の学習に適した環境と熱意ある講師陣のもとで中国語を学習し研鑽を積まれますことを切に期待します。
| 1937.07 | 蘆溝橋事件 |
|---|---|
| 1937.12 | 南京大虐殺 |
| 1937.12 | 「満州国」皇帝溥儀の訪日記念事業として「(財)満州国留日学生会館」(現在の日中友好会館)が落成 |
| 1945.08 | 日本敗戦 |
| 1949.10 | 中華人民共和国成立 |
| 1950.04 | 日本の中国侵略を反省し、日中不再戦の誓いのもとに「日中友好協会」を設立。 その事業の一つとして、「中国語講習会」(会長、倉石武四郎)を設立 |
| 1951.04 | 「倉石中国語講習会」創設。神田三崎町・東方学会ビルにて |
| 1956.09 | 「倉石中国語講習会」に、倉石会長・講師・学生による三者協議会(運営委員会の前身)発足 |
| 1961.07 | 講習会、東方ビルより「善隣学生会館」=現日中友好会館に全面移転 |
| 1962.10 | 倉石中国語講習会に運営委員会発足 |
| 1963.09 | 倉石武四郎著、「岩波中国語辞典」出版 |
| 1964.08 | 日中学院に東京都から「各種学校」の認可 |
| 1967.03 | 善隣学生会館において、日中両国青年による流血の惨事おこる。 日中学院・講習会は会館内の教室を失い、各地で分散授業に入る。倉石中国語講習会は解散し、日中学院と合体。 |
| 1968.08 | 日中学院、神田神保町の内山書店ビルに移転 |
| 1971.10 | 中国、「国連」に復帰 |
| 1972.09 | 日中共同声明調印。日中国交正常化 |
| 1978.08 | 日中平和友好条約締結 |
| 1979.08 | 中国日語教師訪日代表団(第1次)を招請 |
| 1979.09 | 日中学院長期留学生(第1次)を中国に派遣 |
| 1980.04 | 日中学院、内山書店ビルより善隣学生会館に全面復帰 |
| 1980.05 | 日中学院中国語教師訪中代表団(第1次)北京師範大学において研修 |
| 1980.10 | 日中学院学生短期研修団(第1次)北京師範大学において研修 |
| 1981.04 | 日中学院に東京都より「専修学校専門課程」の認可 |
| 1985.04 | 日中学院、日中友好会館新校舎に入館 |
| 1985.10 | 「藤堂明保先生記念基金」設立 |
| 1986.08 | 「日中学院創立35周年」を記念して、「日中学院・友好の船」を組織し、中国侵略の跡を訪問。 中国教育部より、3,000冊の中国図書の寄贈を受ける。 |
| 1989.11 | 「藤堂明保先生記念基金」を設け、第1回「倉石賞」の授賞式を行う |
| 1991.04 | 日中学院創立40周年大同窓会挙行 |
| 1996.11 | 日中学院創立45周年大同窓会挙行 |
| 2001.04 | 日中学院創立50周年 |
| 2001.08 | 日中学院創立50周年記念旅行 |
| 2001.11 | 日中学院創立50周年大同窓会挙行 |
| 2006.04 | 日中学院創立55周年 |
| 2006.10 | 日中学院創立55周年大同窓会挙行 |
※創立以来、学院を訪れた中国からの代表団は、70団体約250人を超えている。